vol.12「リトル・レッド」

姫の一言 「大変よく出来てました~」



先週、ロクスケくんに教育的指導を加えた右のコブシが痛むことだし、今月は軽いものにしよぉ~っと~…と選んだ「リトル・レッド」。どころがドッコイ、これが、あなた、結構面白かったのよ~。「よく出来てるーぅッ!」なのよ。


冒頭のシーンが、おばあさんに変装したオオカミとレッドのやりとり。「えッ!?もう山場?」でも、ここからの展開が面白い。わたくしたちの「思い込み」というものを、ことごとくキモチよーく粉砕してくれるの。これに続く、レッド、おばあさん、オオカミ、木こりというおなじみの登場人物が顔を揃えるシーンが、本当にもう「クーッ!うますぎるぅぅ~!」と後になって身をよじってしまう作り。同じひとつの場面でも語り手によって全く違った見え方になるということ、あるいは、必然に思えるひとつの場面が実は全くの偶然で出来上がっていたかも知れない、みたいな、そんな「モノゴトの見方・見え方」の面白さを改めて教えてくれるの。スラップスティックな笑いも超バカですごくいいし、キャラもみんな立っていてカッコイイ。音楽も意外性があってすごく印象に残っちゃう。原題の「FOODWINKED(目隠し)」もイミシンだし、全体的にそこはかとなく知的なセンスを感じさせる良品だったわ~。


だけどぉ…、あの、パケットおばあさんのアタマ、髪なのか帽子なのか…すんごく気になるぅぅぅぅ~。




制作年度/2005年 監督/コリー・エドワーズ 日本語吹替版キャスト/上野樹里ほか