vol.2「王の男」

姫の一言 「はぁ~、美しいってなんて罪なことなのかしら…。」



コンギル君(役名)、美しいーっ!かわいーっ!ナメちゃいたいーっ!だけどこの、芸のほかは何だって受身の、幻のような、美しいコンギル君のせいで、周りの人間はどんどん勝手に悲劇のドン底に落っこちてしまう。あぁっ、美しいってオソロシいことだったのねーっ。わたくしも気をつけなくっちゃ。でも!しかし!何と言ってもチャンセン(役名)!カッコ良すぎっ!ってゆーかぁ、ひょっとしてあんまりモノを考えない単純バカ?なのかも知れないけど、こういう生き方、わたくし好き。どんなに過酷な運命でも、魂が自由なら、人生は生きる価値がある、と思わせてくれる。そんなチャンセンを「姫の男」にしたいけど、こういう男は「誰の男」にもならないのよねぇ~(シクシク)。


そしてこの作品の見どころは、実は王様役者。最初っからもう目がいっちゃってます。いっちゃってる次の瞬間ふいに、傷ついて壊れたこころがこぼれ落ちる。朝鮮王朝史上最悪の暴君なのに、切なくって涙が出ちゃった。イイ役者さんです。


さて、妖しくも無垢なコンギル君、わたくし、ひとつどーしても気になったことが…。「腹がぷにぷに」。女形だから、ま、いっか。




制作年度/2005年 監督/イ・ジュンク 出演/カム・ウソンほか