vol.3「大奥」

姫の一言 「うるおいがなくっちゃ 愛にも肌にも良くないわね。」



おかしいわっ!どうしてわたくしに出演依頼が来なかったのかしら?何かの間違いとしか思えないけど、納得いかないことと言えば…、生島新五郎、全然っ色っぽくないじゃないっ!優等生の絵島を誘惑するんだから、水がしたたりまくる色気がないとダメじゃないのっ!歌舞伎役者なんだしぃーっ!


作品としては、テレビドラマとは一線を画した作りになっていて、あのめくるめくような「浅野ゆう子いいぞーっ!その目つきシビレるーっ、もっとヤっちゃえーっ!」な世界は背景に引っ込み(ちょっとつまんない)、大奥史上最大の醜聞と言われる「絵島生島事件」を肝の据わった「純愛ドラマ」に仕上げた面白さは、伝えられている歴史と考え合わせた時、いっそう楽しめマス。


それにしても、それもこれも全部アンタのせいなのよっ!の月光院のアホなウエットさ以外、なんとなくパサパサ感が漂っているのは、やっぱり出演者のせいなのかしらねぇ。だって今にも絵島、「おまえ達の陰謀は全部まるっとお見通しだっ!」って言いそうなんだもん。




制作年度/2006年 監督/林徹 出演/仲間由紀恵ほか