vol.4「それでもボクはやってない」

姫の一言 「えええーっ!そんなのアリなわけぇーっ!?(今月はマジメモード!)」



周防監督の「Shall We ダンス?」は、日常生活の中にある日、サラサラと金粉が降りかかるかの如き、キラキラ感がまぶしいステキな作品でした。草刈タミーのスーパー棒読みも許しちゃう。たまこ先生も素晴らしくチャーミングなヒトだったわぁ~。


…な、周防監督、11年ぶりの作品。ものすごい不条理劇を見せられてるのかと思うほど「なんでそうなるのぉーっ?」な展開。でもこれが日本の裁判(特に痴漢裁判だから?)なんだそうなのよ。唯一希望の光に思われたのは、逮捕から7ヶ月目にようやく見つかった目撃者の女性。彼女の証言が、人間の良心(善意ともビミョーに違う、ニュートラルな感じ)というものを感じさせてくれた。でも、そんなもん、現実の裁判ではぜーんぜん通用しないのね~。


この作品では淡々と描かれてたけど、痴漢裁判っていろんな立場からの見方があると思うの。ただ「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の原則は、国家権力の前には、かるーくブッ飛ばされるってコトは確実のようよ。旭川在住のわたくしたちにはあんまりピンとこないけど、首都圏で(特に)サラリーマン予定の男性諸氏は、必ず観るべしっ!




制作年度/2006年 監督/周防正行 出演/加瀬亮ほか