vol.9「憑神」

姫の一言 「なんとなーく不完全燃焼モードなのよぅ。」



浅田次郎原作の映画なのよ、これは。そして、“あざとい”と言われようが、わたくしの好きな作家のひとりは、浅田次郎なのよ、だから今回は、なんとな~く不完全燃焼モードなのよッ。3人の神様のキャスティングは絶妙だし(西田敏行サスガッ!)脇役は超実力派俳優で固めまくって(佐々木蔵之介ッ!)楽しませてはもらったんだけどぉ…。それでもわたくし、ゾクゾクッときたシーンがあったの。それはどこかっていうとね…あ、でもこれ言っちゃうとネタバレーッ!やめとこ。…でもやっぱり言うッ!それはね、佐藤隆太演ずる小文吾くんが、出陣しようとする主人公彦四郎の前に甲冑姿でスタッと現れるシーン。あまりのケナゲさに涙…なの。小文吾くん、わたくしのお気に入り♥。


前半くすくす笑いながら、でもその奥からドキッとするような人間の真理が見えてくる、そしてそれが後半、なんとも切ないラストにつながっていくわけだけど、勝海舟が登場してくるあたりの描き方がいささかトートツな感じがして、号泣のカタストロフにつながってこないの。う~ん、時間が制限される映画の宿命なのかしら~。残念だわ~。


そしてそして、主題歌ッ!米米CLUBの「御利益」!エンドロールの映像と相まって、ナーイスッ!




制作年度/2007年 監督/降旗康男 出演/妻夫木聡ほか